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青山エリア、銀座線外苑前駅近くの鍼灸指圧治療院です。

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〒107-0062 東京都港区南青山2-25-10 エスト南青山2階

第245回 経絡按摩・関節運動法講習会

・日時平成26年6月8日(日曜日)午前10時から午後5時
・場所 東京都千代田区連合会館501号室

内容
(午前10時から12時)
●指導員 田中 勝 佐嶋 健司 山口 京士 受付係 高杉 美鈴(左写真)
●指導員 矢野 啓介(右写真)


1.鍼灸実技練習(午前10時~12時)
■のどの痛みの治療

1寸3分・00番鍼を鍼根のところから直角に折り曲げて、何回で切鍼するかを実験的に行った。
かぜによる、のどの痛み・咳

⑴背臥位
①のどの中を調べる
・ 口を開けてもらって、のどを診る。
のどが赤く腫れていれば熱邪によるものと判断して、肺経の井穴・少商穴に瘀血反応があれば刺絡を行う。
②のどのツボを調べる
(枕を外して、咽喉部をやや反らす)
・患者さんに、のどに違和感を感じる部位を聞く。
・ 咽喉部に診断按摩を行い、圧迫して咳の出そうなツボを調べる。
主に、天突穴、上天突穴、さらに上天突穴の左右の阿是穴などを調べる。

③上胸部の診断按摩
華蓋穴:肺の弱りが現われる。
膻中穴:免疫強化のつぼである。  
胸部のこれらのツボにも圧痛が現れていることがある。

④肺経の募穴・中府穴の診断
・ 中府穴を左右圧迫して圧迫不快感を調べる。できれば素肌を揉んで、普通に温かいか、あるいは冷えがあるかを調べる。
・ 他、胃の募穴:中脘穴、大腸の募穴:天枢穴、腎の募穴:京門穴などの硬結と冷えを調べる。
⑤前腕部・肺経・尺沢穴の診断按摩
・ 尺沢穴の位置は、肘窩横紋上で上腕二頭筋腱の外側であるが、硬結・圧痛は変動して現れていることがある。このツボの上下1寸の部位、あるいは外側部(曲池穴側)に診断按摩を行って調べる。
・ 最も硬結・圧痛のあるツボを見つけたら、そのツボを指圧しながらのどを圧迫して圧迫の不快感が軽減することを確かめる。

⑥下肢で、のどに関係のあるツボ
照海(腎経)
照海を指圧しながら、のどの症状部位を指圧して不快感が軽減することを確かめる。

⑦治療
・手足のツボ、尺沢、照海などに刺鍼。
・ 上胸部の華蓋、膻中などに刺鍼。
・ 募穴、中脘、天枢などの硬結・圧痛のあるツボに刺鍼。
・のどの症状部位のツボ(上天柱穴など)に刺鍼。
・ 置鍼部に温灸をする。

●注意:温灸の煙を吸い込まないように、口・鼻に手拭いをあてる。

⑵腹臥位
① 背腰部に診断按摩
主に風池、内肩中兪、肺兪、厥陰兪、腎兪・志室穴を重点的に診断按摩を行って、硬結・圧痛のあるツボを調べる。
② 治療
最も硬結・圧痛のあるツボに刺鍼して運鍼(雀啄あるいは回旋・雀啄)し、響きを得て置鍼する。次に温灸を行う。
例.内肩中兪

⑶治療効果の確認
・ 患者さんに咳をしてもらって、治療前の感じと違って楽になっていることを確かめる。
・ のどの圧迫不快感のツボを指圧して、不快感が軽減していることを確かめる。
・ のどの症状と関係する募穴(中府穴など)の圧迫不快感が軽減していることを確かめる。

⑷養生法
・ ネギをおろし金ですりおろして、熱い味噌汁に入れて飲む。
寝るときに、頚にタオルをかけて寝る。

③温灸の艾の詰め方
温灸の筒に艾を詰める練習をした。できるだけ硬く詰めると温灸をかざしていて灰を落とすことが少ない。

④田中流強揉み前揉捏
強揉み前揉捏の方法として、示指に中指を重ねて揉捏し、中指を外して間合いを取る田中流のリズムのよい前揉捏の練習を行った。

■2.関節運動法

⑴上部胸椎の4種類の関節運動法を行った。
会長の模範実技の後、2人1組になって実技練習を行った。

◎4種類の関節運動法
⑴逆滑り法(旧・逆AKA)
⑵逆捻転
⑶順滑り法(旧・順AKA)
⑷順捻転
(胸椎5/6椎間関節を例に説明する。患側を上に側臥位)

⑴逆滑り法(逆AKA)
・片手(上の手)で行う。
強く行う場合や肥満の患者さんには両手で行う。
上の手の母指を胸椎6番棘突起の天井側にあてる。
中指(あるいは人指し指)を胸椎5番棘突起の床側にあてる。
母指と中指をつまむように力をいれて、上下の棘突起を左右に圧迫し、脊椎椎間関節に滑りを行わせる。

⑵逆捻転
・患者さんの床側の手を脇腹にあてて、その上から治療師の下の手で押さえる。
・片手で逆滑り法を行った親指を外して、中指(あるいは人指し指)を胸椎5番棘突起の床側にあてる。
(力強く行う場合は、中指と人指し指の2本を棘突起に当てて行う)
・脇腹を足方向・床方向に圧迫し、同時に胸椎5番棘突起を頭方向・天井側に圧迫して(互いに斜め方向)、脊椎椎間関節に滑りを行わせる。

⑶順滑り法(順AKA) ・片手(下の手)で行う。
強く行う場合や肥満の患者さんには両手で行う。
下の手の母指を胸椎5番棘突起の天井側にあてる。
中指(あるいは人指し指)を胸椎6番棘突起の床側にあてる。
母指と中指をつまむように力をいれて、上下の棘突起を左右に圧迫し、脊椎椎間関節に滑りを行わせる。

⑷順捻転
・患者さんの床側の手を肩にあてて、その上から治療師の上の手で押さえる。
・片手で順滑り法を行った親指を外して、中指(あるいは人指し指)を胸椎6番棘突起の床側にあてる。
(力強く行う場合は、中指と人指し指の2本を棘突起に当てて行う)
・6番棘突起を圧迫固定して、肩を背部方向に圧迫して胸椎5/6椎間関節に滑りを起させる。

3.按摩実技練習
1)母指圧・母指揉捏の基本練習 まず,全く手に力を入れないで、相手の前腕部で3のリズムの揉捏を行った。



■3. 按摩実技練習

1)母指圧・母指揉捏の基本練習
まず,全く手に力を入れないで、相手の前腕部で3のリズムの揉捏を行った。
次に普通に力を入れて3のリズムの母指揉捏と母指圧の練習を行った。
前腕部は体幹部に比べて、弱揉みなので揉捏は3のリズムでやや早めに行う。


2)前腕部の効果的な按摩
2人1組で、側臥位の患者に対して上肢の按摩(指圧・揉捏)を行った。 上腕の上腕二頭筋に対する「両手つまみ揉捏」は当会独特の手技であるが、気持ち良く感じて治療効果が高い。前腕部の六経脈の按摩は陰陽の経脈の流れに従って行う。
すなわち肺経の肘部の尺沢から母指の少商に向かって按摩を行い、次に大腸経の示指の商陽から肘の曲池に向かって按摩を行う。
全身按摩としては前腕部の陰陽六経脈のすべてに按摩を行うが、背腰部の兪穴や胸腹部の募穴に硬結・圧痛がある場合、そのツボに関係する前腕部の経絡を選択して治療を行う。
例えば、肩背部の厥陰兪に硬結・圧痛があれば、前腕部・心包経で硬結・圧痛のあるツボ(曲沢など)を重点的に治療する。

3)上肢の按摩
方法1.前腕部の筋を最も弛緩させた状態で按摩(指圧・揉捏)を行う。
方法2.筋を伸展させた状態で按摩を行う。
方法3.筋に力を入れさせた状態で按摩を行う。

◎テキスト「図解 経絡按摩」参照
◎テキスト「図解 関節運動法」参照
◎機関紙「経絡按摩」発行


出版物
◎DVD「よくある症状への手技療法」(医道の日本社発行)
◎機関誌:経絡按摩(田中鍼灸指圧治療院発行)

・連絡先
 東京都港区南青山2-25-10-2F
 田中鍼灸指圧治療院 経絡按摩研究会
 電話・FAX:03-3475-4632
 メールアドレス:hibiki@s2.dion.ne.jp

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