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青山エリア、銀座線外苑前駅近くの鍼灸指圧治療院です。

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〒107-0062 東京都港区南青山2-25-10 エスト南青山2階

改善例の発表 monograph

●悪性腫瘍の治療例

◆鍼灸治療によって子宮体ガンの手術の経過がよかった症例

治療 初診 2018年11月12日
患者 女性 62歳 身長158㎝ やや肥満体型 体重52㎏
職業 看護師

はじめに
閉経後、10年近くたつのに少量の出血があったので検査したところ、子宮体ガンの初期であった。
患者さんのご紹介で治療にかかることになり、手術の1か月前から週に2回ペースで10回、治療した。
術後の経過がよかったので発表する。

現病歴
20年前、40歳の頃に婦人科の検査をしたところ子宮筋腫があって石灰化しているといわれたが、不正出血もなく生理は普通であった。 
乳ガンの検査でも石灰化している部分があるが、大丈夫ということだった。
子宮頸ガンは定期的に調べてきて問題はなかったが、子宮体ガンは調べていなかった。
今までに腰に3回、ヘルペスが起こったが、ひどい腰痛はなかった。 
右の耳の聞こえが少し悪い。
普段、薬は何も飲んでいない。
仕事先の病院まで車で通勤していて、2年前に勤務する病院が変わった。
2年前は町の魚屋の前を通っていたので魚を買っていたが、通勤の道を変えたら肉屋しかなくて肉を食べるようになった。
血圧や血糖値は正常。

家族歴
独身。母親は86歳で介護施設に入っている。

●症状と治療穴



腹部

臍の任脈・神闕穴とその下、陰交穴に冷えがある。上腹部の胃経募穴・中脘穴から右の肝経募穴・期門穴にかけて硬結と冷えがある。
左側腹部の胆経・京門穴に冷えがある。
下肢では左下腿内側部の腎経・太谿穴に圧痛がある。
背腰部
右肝兪穴に硬結・圧痛がある。
右腎兪穴に湿疹の痕のシミと硬結がある。指圧して圧痛が強い。
左腎兪穴は指圧すると、くすぐったい感じがする。
右関元兪穴に直径3㎜ほどの、黒いほくろがある。
右下髎穴に硬結・圧痛がある。
右耳の前の三焦経・和髎穴に圧痛がある。

治療
治療1回目 2018年11月12日   50分治療
背臥位
左足の太谿と右耳の和髎穴に1寸・00番鍼を刺鍼して回旋・雀啄し、響きを得て置鍼して温灸をした。
腹部の冷えている臍と陰交穴、中脘穴から右期門穴にかけて温灸をした。

 


左足の太谿穴(図2)と耳の和髎穴は置鍼してテープで止め、腹臥位になってもらった。

腹臥位
腎兪穴は強く指圧して横に揉捏すると細いスジ状の硬結があった。
右腎兪穴、関元兪穴、下髎穴に1寸6分・0番鍼を刺鍼して回旋雀啄した。
刺鍼して回旋・雀啄を繰り返すとジーンとした響きが起り、強く響いたら10秒間ほど休んで、また回旋・雀啄をして響かせた。
1穴に4~5分間、運鍼して置鍼し、温灸を行った。
これを3回、繰り返した。
右関元兪穴は下腹部にジーンとした感覚で響いて腹鳴が起こった。




関元兪穴は筆者の経験上、子宮に関係が深いツボである。
筋腫が右側にあるという人は右の関元兪に硬結・圧痛があり、左側にある人は左の関元兪穴に硬結・圧痛があることが多い。
以前、ある女性が「私は子宮筋腫が子宮の真後ろにあって手術ができなくて、ここが痛いのです」と言って仙骨と第5腰椎の棘突起間の上仙穴を指さした。
右腎兪穴に刺鍼して響かせると、左足の腎経・太谿穴と左胸の腎経・歩廊穴に響いた。
ガンの人は刺鍼したツボと反対側のツボに響くことが多い。
食事のアドバイスとして、牛肉と乳製品が子宮ガンの原因になっていることが多いので食べないように説明した。

2回目 2018年11月15日(3日後)。
1回目の治療の帰りに普段よりもお腹が空いた感じがして、そばを食べたところ、そばツユが塩辛く感じた。
1回目と同様の治療であるが、鍼の回旋・雀啄を強くしてさらに響かせた。。
右腎兪穴の刺鍼では下腹部がゴロゴロと鳴って、左側の腎経・歩廊穴と太谿穴に響いた。
強く響かせて置鍼し、温灸を前回よりも熱感を強く行うと下腹部が熱く感じるくらいに温かくなった。
温灸を長く行っても、腎兪穴の皮膚はほんの少し赤くなった程度であった。
お腹が温まると急激に眠くなった。

4回目 2018年11月22日。
腎兪穴の湿疹の痕がほとんど無くなった。
治療の後、友人にあって喫茶店でパウンドケーキを食べたところ、バターが口に残る感じがして全部は食べられなかった。
体重が1㎏、減った。

6回目 2018年11月29日。
テレビの音が今までよりも大きく聞こえる感じがしてボリュームを少し下げた。

8回目 2018年12月06日。
12月で寒い季節なのに、外を歩いて昨年よりも体が暖かい感じがした。

10回目 2018年12月13日。
手術をする4日前にかかった。
「ガンなんて無いような気がするほど体調がいいので、手術は安心してできます。」

・2018年12月17日 入院
開腹手術で子宮と卵巣を摘出した。
手術の結果、ガンのステージは1bであった。
薬は化膿止め、痛み止め、便秘薬が処方された。
手術が終った次の日、病院内で自動販売機まで歩いていたら、知り合いの患者さんが「手術はこれからですか」と聞かれたので「もう終わったのです」と答えた。
他人からみても普通に歩ける状態であった。
手術した腹部に、ほとんど痛みが起こらないがクシャミをしたり笑うと少し痛みが出る。
手術の次の日は飲み物だけで、その次の日におかゆを食べた。
入院中、薬を飲んでいたが、退院してからは、すべて止めた。
1週間で退院した。

・2018年12月24日、退院
便を柔らかくする薬を止めたら食欲が出た。
風呂に入ることはまだダメでシャワーにしている
しゃがんで立ったときに、手術のキズの部分が少し引き攣れる。

・退院してから2週間目、2019年1月7日に退院後、初めて治療にかかった。

その後、月に2回ペースで治療を続けている。
体重が2㎏、減って現在、丁度、50㎏。
手術をしてから、1か月半、仕事を休んで、2月から仕事に復帰した。
1週間くらい疲れやすかったが、その後は手術の前よりも元気が出た感じがするという。
車を運転していてラジオのボリュームを1段、下げて聞いている。

2月18日に1回目の定期健診を受けた。
子宮の検査、血液検査、ともに異常はなかった。
食事は魚と野菜が中心で、肉はほとんど食べなくなった。

田中鍼灸指圧治療院ビルダークリニック

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