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第268回 経絡按摩・関節運動法講習会

1.鍼・温灸治療
(午前10時から午後12時)

【練習内容】
・アトピーの接触鍼の練習を2人1組で、最初は肘の尺沢に次に顔面部の頬から目の周囲に行った。
ほどよいチクチクした感覚でされると大変気持ちよく感じて、腹鳴が起ったり、手足の陽経に響くことがある。
顔に手拭いをかけて温灸で温める治療は、大変に気持ちよく感じて、これでも腹鳴が起こる。
顔面部の接触鍼と温灸はアトピーだけでなく、一般の美容にも大変効果のある治療である。
最近のアトピー改善症例を発表した。
男性であまりにも酷いので会社を休んで実家に帰り、母親の手作り料理を食べて鍼灸にかかって改善した。
・円皮鍼の研究を行った。
円皮鍼を貼った上から軽く揉んで、さらに線香灸をすると響きが強くなって硬結・圧痛の改善効果が大きい。
手の井穴や目の上の陽白穴は響き的な反応が強く現れるツボである。
・五十肩の診断按摩として、側臥位で膀胱経2行線のツボの硬結・圧痛を調べた。
側臥位で膀胱経2行線の診断按摩は大変、やりにくい揉み方である。
肩関節を、いろいろ痛みを出す姿勢にして、その痛みを軽減できる背腰部のツボを指圧して、痛みが軽減することを確かめて刺鍼すると確実である。
五十肩の原因は腎の弱りのあるところに脾あるいは肝の弱りが重なって起こっていると推測される。魂門穴、意舎穴の硬結・圧痛が治療穴となることが多い。


2.機関誌・経絡按摩第141号の説明

機関誌の内容を、実技で説明した。
@ 上欠盆の硬結・圧痛を軽減できる按摩
欠盆穴の約2寸、上部の上欠盆穴は心の弱りで硬結・圧痛の現れることがある。心に関係したツボに按摩を行って改善することができる。
A按摩治療発表
腸骨稜の五枢穴は胆経であるが、その痛みは腎の弱りが原因であった。
A 上欠盆の硬結・圧痛を改善できる関節運動法は、心兪穴の位置する胸椎5/6椎間関節の4種類の関節運動法と腕尺関節の過伸展と凹滑り法、手の第5指の背屈と凹滑り法の手技である。
B関節運動法治療発表
第4胸肋関節に5分間の持続手技を行って、経絡反応を調べた。
B 関節運動法と経絡の関係
・心では、心の募穴・巨闕穴の圧迫不快感を軽減できる手技として、胸椎5/6椎間関節の関節運動法と腕尺関節の過伸展と凹滑り法を行う。
・小腸では、小腸の募穴・関元穴の圧迫不快感を軽減できる手技として、小腸兪の位置する仙腸関節上部の関節運動法を重点的に行う。
D鍼灸臨床発表
腰の痒い湿疹の部位に灸点紙を貼って線香灸をしたら痒みが軽減した。
Eアトピー性皮膚炎の鍼灸治療
上腹部の季肋部と額のアトピーに対して,肝に関係するツボを治療して改善した。
F美容治療
灸点紙と線香灸で目の下の脾粒腫改善の症例を発表した。
G痩せる耳のハリ
3日間で2回の治療をして1.2s、体重減少の症例を発表した。
H経穴(ツボ)の研究
右後頭部の円形脱毛症の男性患者さんの右申脈穴に鍼をしたら、円形脱毛の部位がボーッとする感じで響いた。
I臨床メモ
女性患者さん。インフルエンザのクスリを飲んだら、生理が1週間、遅れた。
J夢の治療
笑い話:法事の精進料理がフランス料理だった。
K新技術
頸を斜め後方に傾けると痛みが出る症状に対して、背臥位で頸椎を斜め後方に傾けながら、後方伸展と滑り法の組み合わせを行って改善した。

3.関節運動法

会長が実技を行ったあと、2人1組になって、次の関節の実技練習を行った。
1)胸鎖関節の凸滑り法
2)第2・第3・第4胸肋関節の凸滑り法
鎖骨・第2肋骨・第3肋骨・第4肋骨・第5肋骨は、手の第1指・第2指・第3指・第4指・第5指の掌側面と関係が深い。
例えば、第4胸肋関節の凸滑り法を行いながら、第4指を背屈すると関節がやわらかくなって、背屈の角度が大きくなる。
3)肩鎖関節の滑り法
肩鎖関節は上肢の大腸経・腹部の天枢穴と関係が深い。
手三里穴や天枢穴など圧痛の強いツボを指圧しながら、この関節の手技を行うと圧痛が軽減することがわかる。
4)肩甲上腕関節(背臥位と側臥位の手技がある)
@離開法
A滑り法
B屈曲・伸展と凸軸回旋法および可動域改善と筋力増強の関節運動法
C外転と凸滑り法および可動域改善と筋力増強の関節運動法
この手技が五十肩の改善に最も効果がある。
D内旋・外旋と凸滑り法および可動域改善と筋力増強の関節運動法


4.五十肩の関節運動法

五十肩の原因は、肝胆あるいは脾胃などの内臓の弱りである。さらにこの内臓の弱りは根本的に腎の弱りがあると考えられる
疼痛部位を経絡的に判断して、4つの経絡に分けられる。
@ 肺経(烏口突起部)
A 大腸経(臂臑穴、肩?穴)
B 三焦経(臑会穴、肩?穴)
C 小腸経(肩貞穴、臑兪穴)
肺経・大腸経の五十肩は、脾の弱りが関係していることが多い。
脾兪穴の位置する胸椎11/12椎間関節
三焦経・小腸経の五十肩は、肝の弱りが関係していることが多い。
肝兪穴の位置する胸椎9/10椎間関節
側臥位で肩に痛みが出る状態で、あるいは患者さんに五十肩の痛む部位を揉んでもらいながら、背腰部の脊椎椎間関節に関節運動法を行って、肩の症状が軽減することを確かめて治療関節と判断し、治療を行う。
  

5.目の症状に対する関節運動法

目は中医学の判断では、肝・胆、腎・膀胱、胃などの臓腑に関係が深い。
これらの臓腑の募穴の圧迫不快感と目の周囲の圧痛を軽減できる全身の関節の機能異常を改善すると、目の症状を軽減することができる。
目の症状改善の重要な手技
?仙腸関節
A 脊椎椎間関節
肝兪穴の位置する胸椎9/10椎間関節
B 足の関節
肝経の流注する足の親指の中足骨/基節骨関節と指節間関節の底屈と凹滑り法
C 後頭骨/環椎関節の離開法(風池穴、内天柱穴、完骨穴) 


6.按摩実技練習

1)背腰部・仙骨部・臀部の按摩の実技練習
二人一組で、按摩を受ける人は腹臥位になって行った。

背腰部の按摩の注意点
?支え手の指先で女性患者さんの乳房に触れないこと。
A両手で左右の膀胱経に指圧・揉捏したとき、外側の手の圧が弱くなりがちである。
B治療師の大腿部が患者さんの身体に触れないこと。
D 指圧して押すときに、患者さんの吐く息に合っていること。
E田中流は母指の指を立てて指圧・揉捏をするが、爪を立てないこと。

臀部の按摩
手を握った拳で大臀筋部に、当会独特の「ゲンコツ圧迫とゲンコツ揉捏」を行う。
大臀筋は大きな筋肉なので、手を握った基節骨の面の大きな部位で圧迫と揉捏を行うと大変気持ちよく感じて効果的である。
また治療師は背腰部の母指圧・母指揉捏を行って、母指が背屈位で疲れているので、指を掌屈位で握った状態で手技を行うと大変楽にできる。



◎ビデオ「経絡按摩」およびテキスト「図解 経絡按摩」参照.
◎機関紙「経絡按摩」発行

・連絡先
 東京都港区南青山2−25−10−2F
 田中鍼灸治療院 経絡按摩研究会
 電話:03−3475−4631
 メールアドレス:tan.aka@fancy.ocn.ne.jp

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