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第272回 経絡按摩・関節運動法講習会

1.鍼・温灸治療

(午前10時から午後12時)
機関紙第143号の内容を実技で説明した。


2.関節運動法

2人1組で、膝関節の実技練習を行った。
 外傷性の膝痛は、主に膝関節にのみ治療を行う。しかし特に外傷がなく内臓病が予想される場合は、仙腸関節および脊椎椎間関節の機能異常を治療することで、膝痛が改善される。
(1) 膝痛の診断
@ 膝の腫脹や変形を診る。
A 膝の屈曲・伸展自動運動を行わせて、関節可動域と疼痛発生部位を調べる。 疼痛部位から中医学の経絡による判断を行い、腹部内臓の弱りと脊椎椎間関節機能異常を予想する。
B 問診を行い、膝痛の原因について外傷性か内臓病かを判断する。
C リウマチや痛風による膝の痛みは、疼痛部位から経絡を判断して募穴と兪穴の反応を調べる。脾か肝の弱りであることが多い。

(2) 仙腸関節の関節運動法(患側を上に側臥位)
1) 仙腸関節の治療手技の選択
@ 仙腸関節の関節運動法の主要な5つの手技の内、上部離開法を行って響き的な感覚があれば、その感覚が起こらなくなるまで手技を行う。次に前屈上方滑り法と前屈下方滑り法を行って響き的な感覚の強い手技、同じく後屈上方滑り法と後屈下方滑り法を行ってそれぞれ1つの手技を選択する。
A 腎、脾、肝の募穴を中心に腹部を圧迫して不快感がある場合、その部位を圧迫しながら5つの手技を行って、最も不快感の軽減する手技を選択する。
・これらの2種類の検査を行って、1つないし2つの手技を治療手技として選択する。
・検査の質問の例
2) 治療
・検査で得た治療手技を、1回約10秒間持続的に行う。
・刺激量
@ 膝の痛みが50%以上軽減するまで行う。
A 腹部の圧迫不快感が半減するまで行う。
B 腰部の気持ち良さを感じられなくなるまで行う。
?脊椎椎間関節の関節運動法(患側を上に側臥位)。
1) 治療関節の選択
 中医学の経絡とツボの関係から、膝の疼痛部位に対応して関節機能異常を起こしている脊椎椎間関節を調べる。
 関節機能異常を起こしている椎間関節の棘突起は、その間が詰まっていて圧痛がある。
◎膝の疼痛部位(ツボ)と脊椎椎間関節機能異常の関係
@ 膝関節内側部(肝経・曲泉穴)は、肝兪穴の位置する胸椎9/10椎間関節。
A 膝関節の膝蓋骨内側部(脾経・内膝眼穴)は、脾兪穴の位置する胸椎11/12椎間関節。
B 膝関節の膝蓋骨外側部(胃経・外膝眼穴)は、胃兪穴の位置する胸椎12/腰椎1椎間関節。
C 膝関節の外側部(胆経・陽関穴)は、胆兪穴の位置する胸椎10/11椎間関節。
D 膝関節の後側中央部(膀胱経・委中穴)は、膀胱兪穴の位置する仙腸関節上部。
E 膝関節後側の内側部(腎経・陰谷穴)は、腎兪穴の位置する腰椎2/3椎間関節。

・脊椎椎間関節機能異常のある部位の前側の腹部に圧迫不快感のあることが多い。
・関節機能異常のある椎間関節に逆捻転を行う。患者が患部を圧迫するか、あるいは膝を屈曲して痛みが出ないこと、また同時に腹部の圧迫不快感が軽減することを確かめて治療関節とする。
2) 治療
・選択した脊椎椎間関節に、次の4つの関節運動法を行う。
@ 逆滑り法
A  逆捻転
B  順滑り法
C  順捻転
・刺激量
 1回約10秒間持続的に行う。
 膝の痛みがほとんど解消するまで行う。
 腹部の圧迫不快感がほとんど解消するまで行う。

(3) 膝関節の関節運動法
1) 治療手技の選択
@ 離開法は、膝のどの部位が痛くても治療手技として選択する。
A 膝を屈曲して痛みが出る場合は、屈曲と凹滑り法を行う。
膝を伸展して痛みが出る場合は、伸展と凹滑り法を行う。
B 膝の関節運動法の中で、気持ちよく感じる手技は、痛みを改善できる手技である。
2) 膝関節の関節運動
@ 離開法
A 滑り法(前方および後方)
B 過伸展と凹滑り法
C 過屈曲と凹滑り法
D 0脚徒手矯正(膝関節がO脚的変形している場合は、この手技を行う)
3) 刺激量
@ 膝に感じる気持ち良さが、感じられなくなるまで行う。
A 膝関節に屈曲・伸展他動運動を行って、痛みが起こらなくなるまで行う。
4) 治療効果の確認
@立位で膝の屈伸運動を行って、疼痛が発生しないことを確かめる。

 
 
3.按摩実技練習
足部と足指の効果的な按摩と関節運動法   
@ 第1中足骨/足根骨関節の離開法と滑り法
A 脾経の按摩 公孫穴を中指指圧する。
B 肝経の按摩と関節運動法
太衝穴を母指持続圧しながら、他方の手で足の親指に二指揉捏を行う。
次に太衝穴を指圧しながら、基節骨を牽引して底屈する。
C 胃経の按摩と関節運動法
陥谷穴を母指圧しながら、他方の手で第2趾に二指揉捏を行う。
次に陥谷穴を指圧しながら、足の指を牽引して、母指で基節骨を底屈する。
基節骨を母指で固定して示指で中節骨を背屈する。さらに中節骨を母指で固定して示指で末節骨を背屈する。
第3趾にも同様に外陥谷穴を持続圧しながら関節運動法を行う。
D 胆経の按摩と関節運動法
足臨泣穴を指圧しながら、他方の手で第4趾に二指揉捏を行う。
次に足臨泣穴を指圧しながら、第4趾を牽引して、母指で基節骨を底屈する。
母指で基節骨を固定して示指で中節骨を背屈する。さらに中節骨を母指で固定して末節骨を示指で背屈する。             
E 膀胱経の按摩と関節運動法
束骨穴を指圧しながら、他方の手で第5趾に二指揉捏を行う。
束骨穴を指圧しながら、第5趾を牽引し、母指で基節骨を固定して示指で中節骨を外転と凸滑り法を行う。さらに中節骨を母指で固定して末節骨を示指で外転と凸滑り法を行う。

 
◎ビデオ「経絡按摩」およびテキスト「図解 経絡按摩」参照.
◎機関紙「経絡按摩」発行

・連絡先
 東京都港区南青山2−25−10−2F
 田中鍼灸治療院 経絡按摩研究会
 電話:03−3475−4631
 メールアドレス:tan.aka@fancy.ocn.ne.jp

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