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令和2年度経絡按摩・関節運動法講習会のご案内


令和2年5月10日(日)
第310回 鍼・温灸および経絡按摩・関節運動法講習会
講習会概要のご案内



鍼温灸講習会(午前10時から12時)

①切鍼の実験
1寸3分・00番鍼を鍼根のところから直角に折り曲げて、何回で切鍼するかを実験的に行う。

②00番鍼を自分の睛明穴に刺鍼。
極細鍼寸3・00番鍼は痛みが少ないことの実験として、自分の睛明穴に1~2㎝の深さで刺鍼する。
また自分の身体のいろいろなツボ(上天突穴、風池穴、合谷穴など)に刺鍼する。
次に2人1組で相手の顔面部の硬結・圧痛穴に刺鍼する。陽白穴の刺鍼はちょっとした工夫で簡単に刺入することができる。感覚器官の反応穴に置鍼して手拭いをかけて、その上から温灸を行うと大変気持ち良くて症状が改善される。

③田中流強揉み前揉捏
強揉み前揉捏の方法として、示指に中指を重ねて揉捏し、中指を外して間合いを取る田中流のリズムのよい前揉捏の練習を行う。

➃血糖値を測定して、下肢のツボで下げる、背部のツボで上げる治療を行う。


(午後1時から5時)
経絡按摩・関節運動法講習会

1.関節運動法

1) 仙腸関節の関節運動法

関節運動法の診断における田中流の特徴は、腹部の圧迫不快感の部位(主に募穴、他、臍の横の肓兪穴や下腹部の府舎穴など)を調べて、その圧迫不快感を軽減できる仙腸関節の手技を選択することである。
治療における田中流の特徴は、手技がある程度力強く持続的に行うことである。また別法として治療効果が高く、行いやすい手技が考案されている。

仙腸関節に機能異常があって治療手技を適切に行なうと、患部関節に気持ちよい感覚が発生し、さらに離れた部位に響き的な感覚が起こる。
手技を適切に行うには、まず仙骨と腸骨の動かすべき部位の骨に手が正確に触れていることが大切である。
次に適度な力の強さと、力の方向が大切である。
力を加えると皮膚がずれて手が止まる。止まったところから、さらに力を入れると骨が動く。
治療師はこの止まったところから、骨がわずかにうごく微妙な動きを感じとることが大切である。力の強さは、あくまでも患者さんが気持ちよく感じる程度である。

2)腰椎椎間関節の逆捻転
この手技は当会独特の手技で、治療効果の高い手技である。
患者、腰痛のある側を上に側臥位で、腸骨を下方・後方に、腰椎椎間関節の下突起部を上方・前方に圧迫して椎間関節に滑り法を行う方法である。

3) 腰椎椎間関節の順捻転

この手技は一般的に行われている腰部の捻転を、ストレッチ的にゆっくりとソフトに行う方法である。


2.按摩実技練習

1)母指圧・母指揉捏の基本練習

①まずイメージ練習として、手を空中にかざして手首を柔らかく動かす練習を行う
②間合いは指圧・揉捏のリズムとしても重要であるが、特に指圧において息を吸うタイミングを取るために重要である。
③間合いの手の1回転は、指先を動かすのではなく、指先を皮膚上に置いて手掌部で皮膚面をなぜるように手首を水平に1回転させると手の動きが自然である。
指圧・揉捏で十分に力を入れたあと、次に手の力を全部抜いて手首を柔らかく1回転させると手が充分に休まることになる。

2)頸部と側頭部の指圧・揉捏

2人1組になって頸部と側頭部の指圧・揉捏を行う。
①頸部は、後頸部は膀胱経、側頚部は胆経、前頸部は胃経と3つの陽経がある。この陽経には陰陽の関係で、陰の蔵の弱りが現れると推測される。
②側頭部の両手指先揉捏は、当会独特の手技で治療効果の高い手技である。揉捏と間合いを常に円を描く要領で行う。側頭部の経絡は三焦経・胆経であり、肩凝りと関係が深いので十分に行う。この手技は大変気持ち良くて側頭部の硬結・圧痛がほぐれる手技である。



◎機関紙「経絡按摩」発行
◎医道の日本社発行「よくある症状への手技療法」DVD参照

・連絡先:東京都港区南青山2-25-10-2F
 田中鍼灸治療院 経絡按摩研究会
 電話・FAX:03-3475-4631
 mail:hibiki@s2.dion.ne.jp

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